ネモナビ[管曲り測定装置]

非開削管路推進工事に於いて、工事中の推進位置の確認や、完成時の敷設状況の検証など、埋設管の設置位置を確認する事は大変重要です。 しかし、電磁誘導による誘導式センサーは10m以上の深度では測定不能となったり、 金属や電力線などの影響を受けるなど、測位が困難な場合が発生します。このような問題を解決する為、 当社ではジャイロセンサーによる管路測定システムを開発しました。

軽量センサーユニットを管路内で往復させて測定。
送り動作に特殊な電動機械等は不要。

さらに2014年に全方向に対応したタイプVを新開発し、 2016年には国土交通省-新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。

特徴

1).小口径管の測定が可能。
・センサーユニット外径:Φ39mm(タイプHの場合)


2).測定中にノイズの影響を受けにくい
・ケーブルレスなので長配線によるノイズを考慮する必要がありません。


3).現場で管路の状態を表示可能
・専用PCにより簡易グラフをその場で生成することができます。


4).センサーユニットの挿入、引戻し速度は任意
・送り速度を厳密に管理する必要はなく、誰でも送り作業を行えます。


5).操作員1名、補助1名で測定が可能
・重量のある専用機械は使用しないため、少数人員での作業が可能です。


適応範囲

  • 1). 液状化対策工法における管路の位置測定
  • 2). 土壌改良工法における管路の位置測定
  • 3). アースアンカー工法における管路の位置測定
  • 4). 埋設管(上下水、通信、電力、ガス等)の位置測定
  • 5). 土中障害物の位置測定
  • 6). 電磁誘導式掘進工法における管路の位置測定

装置諸元

タイプ タイプH タイプV※
測定精度 ±3/1000 in 50m
センサーユニット寸法 外径φ39mm
長さ600mm
質量2kg
外径φ48mm
長さ700mm
質量3kg
測定データ出力 CSV形式
測定仰角制限 水平±60度以内 鉛直下向±30度以内

測定システムと手順

装置構成

装置構成

本システムは専用PCおよび測長コントローラ、センサーユニット、測長ユニット、送りワイヤーで構成されます。


専用PCおよび測長コントローラ

センサーユニット

測長ユニット

送りワイヤー

測定手順

(1).PCの起動・設定

専用PCに測長コントローラと測長ユニットを接続し測定ソフトを起動します。
画面に表示される手順に従い、設定を行います。

(2).センサーユニットの挿入・測長ユニットの取付け

センサーユニットの尾部に送りワイヤーを取付け、測定管口に差し込み測長ユニットを管口に取り付けます。

(3).センサーユニットの送り

専用PCの表示に従い送りワイヤーを押し込んで、管の先端までセンサーユニットを移動させます。

(4).センサーユニットの引戻し

センサーユニットが先端まで届きましたら静止時間をとり、管の入口までセンサーユニットを引き戻します。(静止時間30秒)

(5).センサーの回収

測長ユニットを取り外しセンサーユニットを引き抜きます。

(6).データの読み出し

センサーユニットと測長コントローラを接続し、データを読み出し保存します。

(7).グラフの生成

専用PCの画面上に測定結果を表示します。

測定結果表示画面

管路長 30m 左曲がり0.2m 深さ7.3m

画面は平面図 (X-Y) 垂直断面図 (X-Z)


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